野呂一生がギターの音色にきつめのディストーションをかけると、自分は意外と驚くんだな、などと言った再発見をしてみながら。他にも色んな事を考えておりました。かつしかトリオはあれはあれでもちろん格好よく素敵なのだけれども、メロディメーカとしての野呂一生の存在と不在を浮き彫りにしてもいるな、とか。あれ?俺、野呂一生にはさほど興味が無かったはずなのに?とか。それでいながら、この時期のカシオペアのアンサンブルを聴く上では、あまりギターに耳は向かないのだな、とか。ナルチョのこの存在感のでかさは何なんだろうね、とか。でも野呂一生のクリーントーンとカッティングは耳に心地よいよね、とか。自分はこの時期の、日山さん…