「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」(議長:総理大臣)においては、2030年における訪日外国人観光客の目標数値を6,000万人に設定し、観光分野を成長戦略の柱と位置付けています。 その実現に向け中心的役割を担うのが、日本版DMO(Destination Management/Marketing Organaization)です。 本記事では、そのDMOの一つである「関西観光本部の取り組み」を考察します。 関西観光本部に期待されている役割 関西観光本部とは、インバウンドの持つ活力を関西全域(福井県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県)に取り組むべく、経…