Denial of Services Attack。「サービス拒否攻撃」とも訳され、サービスの妨害や停止を行う攻撃全般の総称。
主にインターネット上のサーバーに過負荷を与えてダウンさせることだが、広義には多量の悪戯電話や偽の出前などもこれにあたる(か?)
単独の攻撃元が標的にするDoS攻撃の多くはOSやアプリケーションのバグが原因となっている。よって、OSやアプリケーションに対してパッチの適用やバージョンアップなどによって、ほとんどの攻撃は回避できるようになる。
セキュリティホールを突いてコンピュータシステムをサービス不能に陥れる、
DoS(Denial of Service)アタックと呼ばれるクラッキングが知られているが、
最近これと似て非なる「ドス・アタック」という危険な技があみ出された。これは、「鉄砲玉」と呼ばれる命知らずが、対立サイトのサーバマシンの
フロッピー・ディスク・ドライブに MS-DOS のシステムディスクを突き刺し、
イジェクトボタンをむしり取ってからリセットボタンを押してくるという荒技で、
ターゲットにされたサーバは、MS-DOS 専用マシンになってしまうという。
最近この攻撃を受けたサーバ管理者のひとりは、
「Xeon 2GHz で動く DOS は悪夢のように速かった……」と、
未だ茫然自失状態を脱していない。