私が子どもの頃の教育テレビ、つまり現在のEテレ チャンネル。もともとの教育プログラムに、多様性社会の視点を取り入れてバージョンアップした番組が多い。 『お母さんといっしょ』だけじゃなくて『お父さんといっしょ』があれば、過敏症や発達障がいの特性と、その特性への寄り添い方をテーマにした番組がある。番組の登場人物がひとり親家庭だったりもする。 私は未だに子どもの頃に見た番組のいくつかのキャラクターや歌を覚えている。テレビを見ない家庭も増えてきているとはいえ、それでも朝や夕方の家事をしている間のテレビが子守訳となっている家庭もまだまだあるだろう。 テレビだけではない。学校でも、以前よりも多様性に配慮し…