“花と木と山が好き”とブログ名をつけているけど、ちっとも山の話が出て来ないではないか、看板倒れでは、とお叱りを受けそうな気配がする。なので次のシリーズまでの間、山のことを書いてみることにした。奥上高地という言葉のあることを最近知った。奥三河、奥軽井沢、奥蓼科、奥日光、奥吉野などという別荘地の名称のようなものもあることから、ちっとも不思議ではないのかもしれない。時代とともに言葉も変化し、新しい用語が出てくることは、十分にあり得ることだ。それならわたしも使わせてもらおう、とそんなことを考えた。上高地とは、釜トンネルを出たあたり、大正池から河童橋を中心として明神、徳沢あたりまでを称するのだろうか。昔…