ESG投資

はじめに 経済の世界では、投資手法が進化し続けています。その中でも特に注目されるのが「ESG投資」です。この手法は、単に利益を追求するだけでなく、環境（Environment）、社会（Social）、企業統治（Governance）への配慮を重視します。では、これがなぜ重要なのか、そして私たち社会人にとってどのような意味を持つのでしょうか。 ESGの基本 E（環境）: 企業は、気候変動、水資源の保全、廃棄物管理などの環境問題にどのように取り組んでいるかが問われます。再生可能エネルギーへの投資や、環境に優しい製品の開発などが評価されます。 S（社会）: 労働条件、従業員の福祉、人権の尊重、地域社…

モヤモヤするようなことばかり続きます。中東情勢は混迷を深めています。円安は続き、物価高騰は収まりません。政治も混乱、事態が収束するどころか、むしろ悪化しないかと心配になります。 変化の激しい時代、変化に追従しきれていないということでしょうか。冷静になって、頭の整理が必要なときなのかもしれないと感じたりします。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); この変化の激しい時代にあって、多くの企業が新規事業に乗り出しています。経営再建を急ぐ企業においても同様なようです。こうしたプロジェクトの中から、VUCAといわれるこの時代に見合うよう、仕…

三菱UFJ国際投信にベイリー・ギフォードインパクト投資ファンドの『2023年4-6月の運用状況とベイリー・ギフォード社 長期投資の視点』というレポートが公開されていました。 2023年4月〜6月における騰落率は下記の通りでした。 ポジティブ・チェンジ +14.0% 参考指数 +15.7% 参考指数のMSCIオール・カントリー ワールドインデックス(配当込み・円ベース)に比較して1.7%負けています。 上位に寄与した会社と投資テーマは ショッピファイ（平等な社会・教育の実現） テスラ（環境・資源の保護） ヌー・ホールディングス（平等な社会・教育の実現） ASMLホールディングス（平等な社会・教育…

UBSアセットマネジメントにESGスコアの改善に注目したESGファンドがあります。 UBSサステナブル向上・コアバリュー株式ファンド 一般的なESGスコアが高い企業に投資するのではなく、課題はあるものの改善が見込まれる企業に投資するというのがミソです。 ■ ESGスコアの改善に注目 UBSアセットマネジメントの資料によると高ESGスコアな企業群と比較してESGスコアが改善した企業群の方が超過リターンは高く、リスクは低い結果になったそうです。 ※UBSアセットマネジメントのファンド説明ページより抜粋 また、このファンドはUBS独自のESGスコアで企業を評価し、改善可能性に関してはデータサイエンス…

りそなアセットマネジメントのESGインデックスファンド『Smart-i 世界株式気候変動インデックス』に投資しました。 このファンドは、日本を含む先進国の株式のうち、低炭素社会への移行に対する取組みが高く評価される銘柄の構成割合を高めたMSCIワールド気候変動インデックス（配当込み、円換算ベース）に連動する投資成果を目指します。

野村のESGインデックスファンドに続いてもう少し分散の効いたESGインデックスという事でりそなアセットマネジメントのSmart-i 先進国株式ESGインデックスにも投資しました。 こちらはMSCI-KOKUSAI ESGリーダーズ指数（配当込み、円換算ベース）の動きに連動する投資成果を目指して運用されます。MSCI-KOKUSAI ESGリーダーズ指数は日本を除く先進国から相対的にESG評価の高い会社を選定している指数です。

ESG投資への目覚めでも書きましたが、野村アセットマネジメントのESGインデックスファンドに投資を始めました。 野村インデックスファンド・先進国ESG株式（愛称：Funds-i 先進国ESG株式）です。 このファンドはFTSE4GOOD Developed 100 Index（配当込み・円換算ベース）の動きを捉える投資成果を目指して運用されます。 マザーファンドの先進国ESG株式インデックスマザーファンドは2023年5月で19期目の運用を迎える長寿ファンドで、23年5月現在で113億円の純資産総額があります。野村証券では野村グローバルSRI100という名前で2004年5月から販売されていて、2…

こんちには もしくは初めまして 都内でコンサルタントをしているPです。毎日業務での学びを書いていきます。 本日は「最近株式投資を始めた私だからこそ書ける、投資初心者の方に寄り添った投資ガイド」となっております。 これから複数のパートに分けて書きます。 今回はPart8。実際の口座開設の話をしていきます。 今回が投資の話はラストです。長かったけど誰かの参考になれば幸いです。 『8回目：証券口座の開設』 日本の証券口座の比較とおすすめ 株式投資を始めるにあたって、まず重要なのは適切な証券口座を選ぶことです。日本には数多くの証券会社があり、それぞれ異なる特徴を持っています。ここでは、初心者に向けて代…

日本の人と海外の人の投資に対する考え方の違いは、歴史的背景、文化、経済環境、社会的規範、リスクに対する態度など、多岐にわたる要素によって形成されており、それらが投資行動に大きな影響を与えています。今回は、日本と海外、特にアメリカやヨーロッパを中心に、両者の投資に対する考え方や行動の違いを分析し、さらにそれがどのように変化してきたか、また今後の展望についても触れます。 1. 歴史的背景と経済状況 日本における投資の歴史日本の投資行動には、第二次世界大戦後の経済成長やバブル崩壊の影響が色濃く残っています。戦後の高度経済成長期には、日本国民は「貯蓄第一主義」を信奉しており、銀行にお金を預けることで安…

こんちには もしくは初めまして 都内でコンサルタントをしているPです。毎日業務での学びを書いていきます。 本日は「最近株式投資を始めた私だからこそ書ける、投資初心者の方に寄り添った投資ガイド」となっております。 これから複数のパートに分けて書きます。 今回はPart6。今回は実際に株価をどう予測していくかを話していきます。 一部は自分がやってますし、一部は情報として。自分で取捨選択して、資産形成頑張りましょう。 『6回目：株価の予測方法』 株価の予測：初心者でもできる具体的な方法 株式投資において、株価の動向を予測することは、利益を得るために非常に重要な要素です。株価の変動は様々な要因によって…

ビジネスの世界は常に進化しており、最新のトレンドを把握することが企業の成功に不可欠です。テクノロジーの進化、社会的な変化、経済の動向は、今後のビジネスのあり方を大きく左右します。このブログでは、最新のビジネストレンドとその影響について解説し、未来を創るために知っておくべきポイントを紹介します。 1. デジタルトランスフォーメーション (DX) の加速 デジタル化の重要性 デジタルトランスフォーメーション（DX）は、企業が競争力を維持し、成長するために欠かせないプロセスです。DXとは、テクノロジーを活用してビジネスモデルや業務プロセスを再構築し、効率性を高めることを指します。クラウドコンピューテ…

こんちには もしくは初めまして 都内でコンサルタントをしているPです。毎日業務での学びを書いていきます。 本日は「最近株式投資を始めた私だからこそ書ける、投資初心者の方に寄り添った投資ガイド」となっております。 これから複数のパートに分けて書きます。 今回はPart3,なんと名前聞いたこともあるかと思いますが、ウォーレンバフェットの話が出てきます！これさえ知ってれば投資の話についていけますね。 『3回目: 現代に至る株式市場の進化とウォーレン・バフェットの哲学』 現代の株式市場：ITバブルからサブプライム危機へ 株式市場の歴史は、20世紀後半から21世紀初頭にかけて、さらなる波乱の時代を迎えま…

中小企業診断士は、日本の経済を支える中小企業の経営課題を分析し、その解決策を提案する高度な専門家として認知されています。この国家資格を取得することで、ビジネスの世界で多くの可能性が開かれ、キャリアの選択肢が大きく広がります。本記事では、中小企業診断士試験に合格した後のキャリアパスやビジネスチャンスについて、具体例を交えながら詳細に解説していきます。 1. 中小企業診断士としての具体的な職務内容中小企業診断士の主な職務は、中小企業の経営者に対して、経営全般にわたる診断・助言を行うことです。その業務は多岐にわたり、企業の成長段階や直面する課題によって、求められる役割も変化します。以下に、具体的な業…

はじめに 建設業界は日本の経済を支える重要な産業の一つですが、近年さまざまな課題に直面しています。本記事では、建設業界の現状を分析し、2024年以降の展望と最新トレンドについて詳しく解説します。人口減少や高齢化、働き方改革、技術革新など、業界を取り巻く環境の変化に対応するためのヒントを提供します。 1. 建設業界の現状分析 1.1 人口動態と労働力の変化 日本の人口は2008年をピークに14年連続で減少しており、2023年1月1日時点で1億2242万人となっています。さらに、2048年には1億人を割り込む見込みです。この人口減少と高齢化は建設業界にも大きな影響を与えています。建設業の就業者数は…