最近読んだ洋書の中で、特に印象深かった一冊。 "THREAD RIPPER" by Amalie Smith, translated from the Danish by Jennifar Russell 私は詩のような散文のような、意図的に組み込まれたスペースから言葉の気配を感じるような、静かで、だけど強さがある(唯一無二である)作品を好むのですが、この本を見つけたときはまさにそれだと直感し、飛びつきました。 語り手は30代前半、アーティスト、女性。 人生初の大きなプロジェクトを任され、生活のすべてがそのための作品制作へとつぎ込まれていく中で、見開き片側を note ノート 、もう片側を .…