押井守の幻の企画。
彼方から降り注ぐ無形の化け物「セル」により破壊されていく惑星「ANNWN」(アンヌーン)。甲冑をまとって迎え撃つ、異形の者たち。彼らは自らを、「G.R.M.」=「ガルム」と呼んだ。
滅びゆく星を舞台に繰り広げられる壮絶な死闘、そしてそこに生きる「ガルム」たちの存在の秘密を探る、謎解きの物語。彼等は何と戦い、何を知ろうとするのか?壮大な世界観と生きる者たちの根源的テーマを描くファンタジー戦記。押井守の独創的映像美学と哲学によって生み出される壮大なイメージの物語は、観るものすべての人を感動へと導くでしょう。
映画「G.R.M.」は、世紀末に向かう現代の黙示録なのです。