Hatena Blog Tags

Glenn Hughes

(音楽)
ぐれんひゅーず

グレン・ヒューズ
ファンキー且つソウルフル、じっくり聴かせる押さえたヴォーカルからハイトーンでのシャウトまで、圧倒的な歌唱力を持つヴォーカリスト兼ベーシスト。
 1968年、『SADIE, THE CLEANING LADY/FINDER KEEPERS』(single) でデビュー。1969年にはトリオのロック・バンドトラピーズ(TRAPEZE)を結成し1972年には"You Are the Music"、"Coast to Coast"等を収録したファンクとハード・ロックを融合させた隠れた名盤『You Are the Music...We're Just the Band』を発表する。その後、1973年にイアン・ギラン(Vo.Ian Gillan)、ロジャー・グローバー(B.Roger Grover)が抜けたディープ・パープルにデイヴィッド・カヴァーデイル(Vo.David Coverdale)と共にベーシスト兼ヴォーカリストとして参加し(第3期ディープ・パープル)、翌1974年にハード・ロックの名盤『Burn』を発表。看板ヴォーカリスト、イアン・ギランの抜けた穴を充分にカヴァーすると共にディープ・パープルにソウル、ファンクの要素を持ち込み、ディープ・パープルのハード・ロック・スタイルに新たな魅力を生み出す原動力となった。
 看板ギタリストだったリッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)の脱退後、フュージョン系ギタリストのトミー・ボーリン(Tommy Bolin)が参加して発表したアルバム『Come Taste The Band』は、リッチー・ブラックモアの不在と音楽性の劇的な変化により、一般的なディープ・パープル・ファンからは否定的な意見が多いものの、ソウル、ファンクとハード・ロックの融合を果たした優れた作品として評価する人も多い。

 1976年のグループ解散後は自らのドラッグ癖により活動が安定しなかったものの、80年代以降活動を再開。ソロでの活動の他、ヴォーカリストとしてゲイリー・ムーア(G.Gary Moore)、トニー・アイオミ(G.Tony Iommi/BLACK SABBATH)、ジョン・ノーラム(G.John Norum/EUROPE)等のギタリストとのコラボレート、トラピーズの再結成、パット・スロール(G.Pat Thrall)とのユニット(1982年に名盤『HUGHES/THRALL』を発表)、また近年では元レインボウ(RAINBOW)のジョー・リン・ターナー(Vo.Joe Lynn Turner)とのプロジェクト「HUGHES TURNER PROJECT」(2002年)でアルバムを発表し来日公演を行うなど、現在も精力的に活動している。

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ