ガス・バッカス(Gus Backus)は1937年、ニューヨーク州のロングアイランドで生まれた。デル・バイキングス(The Del-Vikings)というドゥワップグループのメンバーとして活躍。このグループは白人黒人混成のグループとして注目され、1957年に「Come Go With Me」「Whispering Bells」などの全米トップ10に入るヒットを放つ。 彼は同年、アメリカ空軍のパイロットとしてドイツのヴィースバーデン基地に駐留したあと、グループを脱退。ドイツでソロシンガーとしての活動を始める。プレスリーさながらのロカビリースタイルで人気を集め、アメリカでは全く成功しなかったが、1…