本日は千里山2コマ。またまたPC時計の勘違いで時間がないと思って終わらせたら15分も余っていた。GWは引きこもりだったので(にもかかわらずほとんど原稿が進まず・・・)、読みさしの表題書を読了、副題の「権力と暴力をわかつもの」に惹かれて購入していたもの。法が西欧におけるローマ法の再発見に由来するもので、そこから制定権力というパラドクスがどのように議論されていたかを辿った上で、近代日本での適用を論じたもの。ただそこで井上毅の「シラス」がキー・タームとして議論されるのだが、日本史を学んだものとして真っ先に思い浮かぶ鈴木正幸氏に全く触れられていない。本日、本書の元になったらしい著者の専門書『主権論史』…