■ 鯵の開き 名産地・沼津の伝統技術 奈良時代あたりから作られるようになった魚の干物ですが、本県の沼津市がその生産地として名を成したのが江戸末期です。そして現在のように大量生産され名実ともに日本イチとなるのは戦後のことで、今や全国の生産量の4割以上を誇る名産地でもあります。 真鯵の水揚げ量は長崎県が一位ですが、その加工品である開きが何故に沼津なのか…と言いますと、東海道を軸とした首都圏へのアクセスの有利さ、水の豊富なこと、温暖な気候と晴天率の高さなどが挙げられるでしょう。 CUP NOODLE エビまみれそして鯵の開きとは全くカンケーのないカップヌードルなんぞを食しながら、アレコレとその他の理…