高校時代に、孤立して以来、その辛さから、人は独りでも生きていけるとずっと思っていた。 そんなんだから、大学に入っても、人間関係は気晴らし程度のものとしか思っていなかった。 なぜ、リア充もオタクも血眼になって人間関係にしがみ付くのか、理解できなかった。 だから、孤独を貫いた。 けれど、留年し、うつ病になり、性依存症になり、いろいろ始めた習慣が続かない中で、どうして自分の人生がこんなにもつまらなく、孤独で、生きづらいのかを悟った。 それは、人間関係が構築されていないから。つまり、社会とリンクされていないからだ。 おそらく、依存症を治したところで、うつ病を完治したところで、怠惰を克服したところで、人…