7月末にマージーサードのサウスポートで子供たちが何人も連続して切り付けられ3人が亡くなるという痛ましい事件があってからしばらく続いていた英国(主にイングランドと、北アイルランド)の極右のネットワークによる暴動は、日本でも関心を集めたようだ。ただその関心の少なからぬ部分が「背後にロシアが絡んでいる」という誤情報、もしくは「ロシアがらみでは」という推測に基づくものだったようで、英国ウォッチャーとしては「ロシアなんか絡んでこなくたって英国では極右は活動してます。もうずっと昔っから」と指摘しなければならないだろう。イーロン・マスクが英国でものすごい影響力を持っているかのような認識もあるようだが、英国で…