「非常階段」のメンバーでもある美川俊治のソロプロジェクトとして、1981年にスタート。
当初は大阪を拠点に山塚アイらと活動。のちに東京に拠点をうつしてからはC.C.C.C.などに在籍していた小堺文雄をメンバーに加え、現在の形になる。結成当初よりサウンド重視の純粋なノイズを指向する一方で、ステージではプロレスを思わせる激しいアクションをすることでも有名。その攻撃的でエナジェティックな音と、ノイズの美しさでは他の追随をゆるさない。「非常階段」「メルツバウ」「C.C.C.C.」「ソルマニア」とともに、80年代初頭から活動している日本を代表するノイズバンド。美川が大手銀行員、小堺が公務員ということもあってツアーをすることはめったにない。1999年11月、オーストリア、ヴェルスで開かれたフェスティヴァル「ミュージック・アンリミテッド (Music Unlimited) '99」に出演。彼らにとって、これが海外での初舞台となった。