好きな作家の一人であるヘミングウェイのパリ時代の作品集を読んでいきます。 今作の構成は第一部・われらの時代、第二部・男だけの世界 現在、第一部を読んでいる最中です。 そして個人的に敬愛するヘミングウェイの大きな特徴は2点 乾いた文体、そして巧みな省略。 ヘミングウェイの文体は本当に簡素で、凝った文章表現というものはなるべく避けていたようです。また記者としての経験からこのスタイルを編み出したとか。 次に省略。彼の作品は大切な部分をあえて書かずに読者の想像に委ねるところが奥行きを生んで読む度に感想が変化する自由さを獲得しています。 私はこの省略が一番好きです。 そういうわけで書いていこうと思います…