福島県双葉郡楢葉町・広野町にある、日本サッカー初のナショナルトレーニングセンター。
1997年オープン。
福島県、日本サッカー協会、東京電力等が出資して設立された株式会社日本フットボールヴィレッジが管理・運営にあたっている。
全11面の天然芝ピッチ、屋内練習場、フィットネスクラブ、宿泊施設を備えた日本最大のサッカーのトレーニング施設で、サッカー日本代表をはじめ、国内外のチームの強化合宿等に利用される。
メインスタジアムのJヴィレッジスタジアムは、5000人収容のスタンドを備えており、なでしこリーグの東京電力女子サッカー部マリーゼのホームスタジアムとしても利用されていた。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による施設への大きな被害はなかったものの、福島第一原子力発電所事故の避難指示区域、後に警戒区域に該当していたため、スタッフは全員避難しており、営業を再開する目処はたっていない。福島第一原発事故に対応する自衛隊や消防、東京電力の後方支援の拠点として利用された。駐車場、除染場、資材置き場とするため、芝のフィールドにはアスファルトや砂利が敷かれている。東京電力は2013年1月1日、福島第一原発事故の対応拠点として福島復興本社をJヴィレッジに設置した。
この影響でJヴィレッジを拠点に活動していたJFAアカデミー福島は、静岡県御殿場市の時之栖スポーツセンターに一時移転した。