日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の1部リーグ。略称はJ1。
1999年よりJリーグがJリーグ ディビジョン1とJリーグ ディビジョン2(J2)の2部制に移行して発足。1998年以前のJリーグは全てJ1の記録として扱われる。2014年よりJ3リーグ(J3)が発足し、現在は3部制となっている。
2015年よりリーグの定款を改訂し、呼称を「Jリーグ ディビジョン1」から「J1リーグ」に改称(同様に「Jリーグ ディビジョン2」も「J2リーグ」に改称)。また、明治安田生命保険相互会社と「Jリーグタイトルパートナー契約」を締結し、2015シーズンから2018シーズンまで「明治安田生命J1リーグ」の名称となる。
天皇杯全日本サッカー選手権大会、Jリーグカップ(Jリーグヤマザキナビスコカップ)とともに日本3大タイトルと呼ばれる。
上位3位までのクラブには翌年度のAFCチャンピオンズリーグへの出場権が与えられる。優勝クラブは翌年度のFUJI XEROX SUPER CUPの出場権も得る。
Jリーグ の項も参照
2ステージ制で、1stステージと2ndステージの優勝チームが対戦するJリーグチャンピオンシップで年間王者を決める。
Jリーグチャンピオンシップ も参照
年度 | 年間王者 | 1st王者 | 2nd王者 | 年間勝ち点1位 | クラブ数 | 備考 |
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1993 | ヴェルディ川崎 | 鹿島アントラーズ | ヴェルディ川崎 | ヴェルディ川崎 | 10 | |
1994 | ヴェルディ川崎 | サンフレッチェ広島 | ヴェルディ川崎 | ヴェルディ川崎 | 12 | |
1995 | 横浜マリノス | 横浜マリノス | ヴェルディ川崎 | ヴェルディ川崎 | 14 | |
1996 | 鹿島アントラーズ | 16 | 1シーズン制 | |||
1997 | ジュビロ磐田 | 鹿島アントラーズ | ジュビロ磐田 | 鹿島アントラーズ | 17 | |
1998 | 鹿島アントラーズ | ジュビロ磐田 | 鹿島アントラーズ | ジュビロ磐田 | 18 | |
1999 | ジュビロ磐田 | ジュビロ磐田 | 清水エスパルス | 清水エスパルス | 16 | |
2000 | 鹿島アントラーズ | 横浜F・マリノス | 鹿島アントラーズ | 柏レイソル | 16 | |
2001 | 鹿島アントラーズ | ジュビロ磐田 | 鹿島アントラーズ | ジュビロ磐田 | 16 | |
2002 | ジュビロ磐田 | ジュビロ磐田 | ジュビロ磐田 | ジュビロ磐田 | 16 | 完全優勝 |
2003 | 横浜F・マリノス | 横浜F・マリノス | 横浜F・マリノス | 横浜F・マリノス | 16 | 完全優勝 |
2004 | 横浜F・マリノス | 横浜F・マリノス | 浦和レッズ | 浦和レッズ | 16 |
1シーズン制、クラブ数は18。
年度 | 優勝 | 2位 | 3位 | 4位 |
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2005 | ガンバ大阪 | 浦和レッズ | 鹿島アントラーズ | ジェフユナイテッド千葉 |
2006 | 浦和レッズ | 川崎フロンターレ | ガンバ大阪 | 清水エスパルス |
2007 | 鹿島アントラーズ | 浦和レッズ | ガンバ大阪 | 清水エスパルス |
2008 | 鹿島アントラーズ | 川崎フロンターレ | 名古屋グランパス | 大分トリニータ |
2009 | 鹿島アントラーズ | 川崎フロンターレ | ガンバ大阪 | サンフレッチェ広島 |
2010 | 名古屋グランパス | ガンバ大阪 | セレッソ大阪 | 鹿島アントラーズ |
2011 | 柏レイソル | 名古屋グランパス | ガンバ大阪 | ベガルタ仙台 |
2012 | サンフレッチェ広島 | ベガルタ仙台 | 浦和レッズ | 横浜F・マリノス |
2013 | サンフレッチェ広島 | 横浜F・マリノス | 川崎フロンターレ | セレッソ大阪 |
2014 | ガンバ大阪 | 浦和レッズ | 鹿島アントラーズ | 柏レイソル |
2ステージ制で、Jリーグチャンピオンシップで年間王者を決めるのは2004年以前同様だが、大会開催形式が変更されている(後述)。
Jリーグチャンピオンシップ も参照
年度 | 年間王者 | 1st王者 | 2nd王者 | 年間1位 | 年間2位 | 年間3位 | |
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2015 | サンフレッチェ広島 | 浦和レッズ | サンフレッチェ広島 | サンフレッチェ広島 | ガンバ大阪 | 浦和レッズ | |
2016 | 鹿島アントラーズ | 鹿島アントラーズ | 浦和レッズ | 浦和レッズ | 川崎フロンターレ | 鹿島アントラーズ |
1シーズン制に復帰。
年度 | 優勝 | 2位 | 3位 | 4位 |
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2017 | 川崎フロンターレ | 鹿島アントラーズ | セレッソ大阪 | 柏レイソル |
2ステージ制でホーム・アンド・アウェー2回戦総当たりのリーグ戦を2回行う。第1ステージは「サントリーシリーズ」、第2ステージは「NICOSシリーズ」として冠スポンサーが付いていた。各ステージの優勝チームによるJリーグチャンピオンシップで年間王者を決定する。
引き分けがない完全決着方式で、前後半90分で決着が付かない場合、前後半15分ずつのVゴール方式による延長戦を行い、それでも決着が付かない場合はPK戦を行う。1993年・1994年は勝利数で順位が決定したが、1995年は勝ち(延長・PK含む)で3点、PK負けで1点が与えられる、勝ち点制が導入された。
日程上の都合でホーム・アンド・アウェー2回戦総当りの1シーズン制を採用。Jリーグチャンピオンシップは開催されなかったが、JリーグとJリーグカップの上位2チームが対戦する「サントリーカップ・96チャンピオン・ファイナル」という大会が開催された。
2ステージ制で、各ステージ1回戦総当りのリーグ戦を行う(1シーズンを通してみると、ホーム・アンド・アウェー2回戦総当たりとなる)。各ステージの優勝チームがJリーグチャンピオンシップを戦うが、同一チームが両ステージとも優勝をした場合はそのままリーグチャンピオンとなり、Jリーグチャンピオンシップは行われない。また、勝ち点制度が見直され、90分勝ちが3、延長Vゴール勝ち2、PK勝ち1に改められた(負けは勝ち点0)。
1999年にPK戦、2003年にはVゴール方式の延長戦が廃止された。
18クラブによるホーム&アウェー2回戦総当りのリーグ戦を行う1シーズン制。シーズンを通じて勝ち点が最も多いクラブがリーグチャンピオンとなる。
2004年まで行われていた2ステージ制を復活。1stステージ/2ndステージの各ステージ1回戦総当りのリーグ戦(両ステージでホーム・アンド・アウェーとなる)を行い、新たな大会方式となる「Jリーグチャンピオンシップ」を実施する。まず各ステージの1位チームおよび年間勝点の2位・3位チーム(合計4チーム)が参加するノックアウト方式のトーナメント戦(1回戦制)を行う。チャンピオンシップ1回戦(仮称)は各ステージ1位チームのホームで、 各ステージ1位の2チーム中で年間勝点が上位のチームと年間勝点3位チーム、各ステージ1位の2チーム中で年間勝点が下位のチームと年間勝点2位チームがそれぞれ対戦する。チャンピオンシップ準決勝(仮称)の試合会場は、1回戦の勝利チームのうち、年間勝点が上位のチームのホームとする。そして、年間勝点1位のチームとチャンピオンシップ準決勝の勝利チームが対戦するチャンピオンシップ決勝(仮称)を行い、リーグチャンピオンを決する。ポストシーズン進出対象チームが重複した場合、下位チームの繰上げなどは行われない(チャンピオンシップ1回戦が行われない可能性がある)。なお、降格対象チームは、チャンピオンへの出場権を失う。
年間順位はチャンピオンシップ勝者を年間優勝チーム、敗者を2位とする。3位以下は、年間勝点の順位で決定する。
*1:優勝については行わず複数チーム優勝とする。なお、ACL出場チームは理事会で決定。