ISTQBのCertified Tester Foundation Levelの日本語版で、国際的にテスト技術者の認定を行っているISTQB(International Software Testing Qualifications Board)と相互認証をおこなっているJSTQBの認定資格。ISTQBでは次の3つのレベルが設定されており、順次日本でも開催される予定。
テスト戦略で考慮すべき事項 テストアナリストは、テスト戦略を定義する際には、ソフトウェア開発ライフサイクル全体を考慮する必要があります。 プロジェクトにおいて採用されたソフトウェア開発ライフサイクルによって、テストアナリストの振る舞いが異なります。 具体的には、開発チーム内などにおける他関連組織に対して、どのような関与の仕方(程度・必要な時間・利用可能な情報・及び期待)をするかを検討する必要があります。 テストアナリストの他の関連組織との関わり方 テストアナリストは、テスト活動の一環として、プロジェクトを円滑に進めることを目的に、他の関連組織との関わり=活動の提供が重要となります。 テストアナ…
テストアナリストが重点をおくべきテスト活動 ISTQB Foundation Levelシラバスにおいては、いわゆる「テスト活動全体のプロセス」として、以下の活動をテストプロセスとして定義し説明されています。 テスト計画 テストのモニタリング、及びコントロール テスト分析 テスト設計 テスト実装 テスト実行 テスト完了 しかしAdvanced Level Test Analystシラバスにおいては、より「テストアナリスト」の役割として関連性が強い活動の詳細説明に重点が置かれています。 特にテストアナリストが焦点を当てるべき領域として、適切なテストの決定・それらの設計/実装・及び実行が挙げられて…
始めに 2021/08/21 に「JSTQB認定テスト技術者資格 Advanced Level<テストマネージャ>試験」を受験してきました。試験中止となった回も含めれば、今回が3回目の挑戦となります。1回目:JSTQB AL テストマネージャ 受験記録 (2019/8/24) - ぱと隊長日誌 2回目:JSTQB 第10回 AL テストマネージャ 勉強記録振り返り(2020年8月) - ぱと隊長日誌今回の挑戦に向けて、どのような準備を行ったかまとめます。また、前回までの受験記録と重複する内容は省いています。よろしければ前回まで(上記)の記事も参照ください。(2021/10/15 追記) 試験結…
はじめに 1章3章5章に引き続き2章を読んでみました。シラバスの内容について「これ大事だな」と思うもの独断と偏見で記述し、「特に大事だな」と思うものboldにしています。 JSTQBFL5章テストマネジメントでの学び - 徒然なるままに JSTQB FLのシラバス第3章:静的テストでの学び - 徒然なるままに JSTQBFL1章のまとめ - 徒然なるままに はじめに シラバス内容 ソフトウェア開発ライフサイクルモデル ソフトウェア開発とソフトウェアテスト 一般的なソフトウェア開発ライフサイクルモデルの特徴 テストレベル コンポーネントテスト 結合テスト システムテスト 受け入れテスト テストタ…
ソフトウェアには大きく二つのパターンがあり、一つはWindowsのソフト、スマホアプリ、カーナビの画像処理で少々のバグがあっても機敏に対応する、もしくは次のバージョンで対応すれば許される程度のパターンである。もう一つは自動車のエンジン制御、鉄道関係のシステム、金融システムのように、安全に関わるもの、バグが許されない品質最重視のパターンがある。「ソフトウェアにバグが無いことを証明する」このことは必要なことであると認識する方も多い。これを達成するには、どのようなプロセスで設計し、どのくらい検証、テストすればよいか? 気の遠くなる話である。イメージとしては、かなり無理な要求であると思う一方で、正しい…
はじめに 最近ソフトウェアテストに興味を持っていて、8月にJSTQB FLに受験するために学習をしています。今回は3章静的テストを学習したのでそれををまとめます。それ以外の章はまた後日順不同で行う予定です。試験の合格だけでなく実務で活かせるようにします💪 シラバスの内容で「これ大事だな」と思うもの独断と偏見で記述しています。また、「特に大事だな」と思うものboldにしています。 はじめに シラバス内容解釈 静的テストの基本 静的テストの利点 静的テストと動的テストの違い 作業成果物のレビュープロセス レビュータイプ 非形式的レビュー 形式的レビュー 形式的レビューでの役割と責務 形式的レビュー…
かなりスローペースですが、第2章をやりました。 ソフトウェア開発ライフサイクル ウォーターフォールモデルなど、ソフトウェア開発の「流れ」が数種類出てきました。 どちらかといえば、開発側のお話でしたが、 テストはどの段階にも必要なもので、サービスが市場に出るまでの工程を知っておくことはテストにとっても有益である、 という概要でした。 確かに自分が「どの段階のテストをしているのか」を知ることで、ユーザビリティテストなどの観点に繋がったこともありますし、テストの目的や種類をより図るために重要だと思いました。ソフトウェア開発に用語がいくつか出ましたが、1周目なのでイメージだけ掴む程度にとどめました。 …
本記事について JaSST'21 Tokyo (JaSSTソフトウェアテストシンポジウム-JaSST'21 Tokyo) セッション F5 「JSTQB Advanced Level テストアナリストのシラバスでテストプロセスとテスト技法を学ぼう」 の聴講メモです。 クラシフィケーションツリーのモデリング 抽象・具体の関係とは、主菜という抽象に対し、肉や魚という具体があるということ。直交とは漏れなくダブりなく、という状態を指す。ワーク04問題とワーク05問題は JSTQB 認定テスト技術者資格試験で実際に出題される問題レベルを想定している。※補足 私見ですが、明言こそしていないものの、他のワー…
本記事について 2021/02/13 に「JSTQB認定テスト技術者資格 Advanced Level <テストアナリスト>試験」を受験してきました。今回の試験に向けてどんな準備をしたのか。また、実際に受験してみての情報をまとめます。現時点で合否は発表されていませんが、発表されたらその結果に関わらず追記します。(2021/04/04 追記) 試験結果は「合格」でした! 思いつくだけで以下の方々に支えられました。 勉強期間を支えてくれた家族 TM が不合格だった時に励ましてくれた Twitter での皆様 勉強の為に有給休暇で休んだ分の穴を埋めてくれたチームメンバー各位 利用した教材作成に携わっ…
この記事について 「はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法(リー・コープランド著)」は JSTQB認定テスト技術者資格 AL テストアナリスト のシラバスで参考文献として取り上げられたり、テストアナリストの過去問題解説でもお勧めの参考文献として挙げられています。はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法作者:リー・コープランド発売日: 2005/11/03メディア: 単行本原書は "A Practitioner's Guide to Software Test Design" です。A Practitioner’s Guide to Software Test Design (Artech House…
品質を重視する声が大きくなる一方で、その大切さを組織に広めて品質文化を醸成する方法については情報が不足していました。手探りで進めるしかない状況が続いていたなかで、品質文化の醸成に関する情報がまとめられた書籍『LEADING QUALITY』が登場。すると、発売2日後にAmazonでベストセラー1位を獲得し、読者からは「個人的2023ベスト本」「全人類に推せる」と絶賛する声が挙がるなど、大きな話題となりました。 そこでファインディでは、同書の翻訳を担当した河原田政典さんをはじめ、株式会社グロービスの末永昌也さん、株式会社10Xの風間裕也さんをお招きし、品質文化の醸成について語っていただくイベント…
[改訂3版]演習で学ぶソフトウェアテスト 特訓200問 ――JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level対応作者:正木 威寛技術評論社Amazon ここは得意分野と息巻いて挑戦したもののなんと、68%とかなり悪い結果。 各ツールがどの分類になるのかさっぱりでした。 ユニットテストフレームワークツールは、テスト実行と結果記録の支援ツール テスト駆動開発ツール、受け入れ駆動開発ツールは、テストケースの作成を支援するので、テスト設計とテスト実装の支援ツール テスト駆動開発とユニットテストフレームワークツールは、開発するからセットなので、混同してました。
[改訂3版]演習で学ぶソフトウェアテスト 特訓200問 ――JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level対応作者:正木 威寛技術評論社Amazon テストマネージャーとテスト担当者の違い タスクは多いです。 組織のテストポリシーやテスト戦略の開発は、テストマネージャー。レビューもテストマネージャー。 テスト計画書は作成するのはテストマネージャー、レビューするのはテスト担当者です。 テストケースを作成するのはテスト担当者。他の人が作ったテストケースを作成するのもテスト担当者です。 あとは、実際に手を動かす人がテスト担当者、組織内での調整して大枠を決めてモニタリングするのがテス…
[改訂3版]演習で学ぶソフトウェアテスト 特訓200問 ――JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level対応作者:正木 威寛技術評論社Amazon 第4章は比較的、問題が軽めとなっています。 境界値は各パーティションの最大値と最小値です。 言葉でわかっていても、いざ問題だと間違えるんですよ。これが。 こうしてみるとわかりますが、そんなにJSTQBシラバスに書かれているテスト技法はそんなには多くはないんです。
こんにちは!NDKCOMの川口です。 今回は私が受験したJSTQB認定テスト技術者資格 Advanced Level(TM)試験(以下TM)の体験談をお伝えします。 結論から言いますと今回は「不合格」でした。 しかし、次回、2023年12月には私は「合格」していると思います。 今回はどのような勉強方法で受験したのか、また受験結果を踏まえて 次回の対策を自分なりに検討したのでご紹介致します。 皆さんの合格へのノウハウとして少しでも役に立てばと思います! 1.試験について 今回受験した認定試験の概要は以下になります。 www.pearsonvue.co.jp 合格率は下記のようになっています。 h…
[改訂3版]演習で学ぶソフトウェアテスト 特訓200問 ――JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level対応作者:正木 威寛技術評論社Amazon 点数は75%。よくないですね。 勉強の仕方が良くなかったかとも思い始めています。 シラバスを読み、自分なりに体系化していく方がいいのかもなとも思い始めています。 というのも書籍ではシラバスを概略している箇所があるため、シラバスを当たった方がいいケースがあるのです。 レビュープロセス レビューについての参加者からの質問に答えるのはレビューの開始に該当します。 レビューというと、説明して、質疑応答して、指摘までを指すイメージでした。…
[改訂3版]演習で学ぶソフトウェアテスト 特訓200問 ――JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level対応作者:正木 威寛技術評論社Amazon 復習? 一度解いた問題だから、わかってるわかってる。 と学生時代思ってましたが、その思い込みがミスを生むのです。 あれ、これって、どっちだっけ?ってなってしまいます。 JSTQBは4択なので、こういう形でスプレッドシートに答えを書いておきます。以前のシートから正答をコピペすれば一瞬で採点できるので便利です。 結果は84%。 わかってない箇所ありましたね。 それどころか、前回と全く同じ正答率だったこと。成長していない・・・。 テス…
[改訂3版]演習で学ぶソフトウェアテスト 特訓200問 ――JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level対応作者:正木 威寛技術評論社Amazon 上記の本で特訓です。 ソフトウェア開発ライフサイクル全体を通してのテスト わかってる、わかってると思っていたのですが、 テストの順序はコンポーネントテスト、統合テスト、システムテスト、受け入れテストの順です。 勘違いしてました。間違った順序を書くと混乱するので書かないことにします。 テストベースとテスト対象が相変わらず、把握しきれないので表にしてみました。
はじめに JSTQB認定テスト技術者資格のFoundation Levelに合格したのでどんな勉強をしたかをメモしておきます 受験のモチベーション 同僚が何人か受けてて興味を持ちました。テストについての学びが浅いので体系的な知識を獲得しておきたいと思い受験しました。 試験内容 JSTQBのWEBサイトに記載されているシラバスの内容が出題範囲となっています。 https://jstqb.jp/dl/JSTQB-SyllabusFoundation_Overview__Version2018.J01.pdf 1時間60問を解きそのうち65%以上正答で合格となります。 勉強時間 大体6~8時間程度か…
JSTQBを取得しようと思い、本格的な勉強をするために以下の本を手に取りました。 ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第4版 シラバス2018対応作者:大西 建児,佐々木 方規,鈴木 三紀夫,中野 直樹,町田 欣史,湯本 剛,吉澤 智美,福田 里奈翔泳社Amazon そもそもJSTQBって 実は、JSQTBって間違ってたので、間違えないようにするために記しておきます。 各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications)が存在し、そこで認定されている日本のテスト技術者認定組織です…