正式な社名は京都放送。英称は「Kyoto Broadcasting System Company Limited」で、略称はKBS。
京都府全域及び滋賀県の一部を放送対象とする独立UHFテレビ局と、京都府・滋賀県を放送対象とするAMラジオ局の総称。
1994年には、電波停止一歩手前という状態にあったものの、存続署名まで行われたというのはかなり有名な話。
コールサインはJOBR-TV、親局のチャンネル番号は34。なお、滋賀県のほぼ全域のほか、大阪府・兵庫県・奈良県・福井県の一部地域でも受信可能。
自社制作のドラマ・バラエティが多い。サッカーチーム「京都サンガF.C.」戦を全試合中継しており、特番を組む事も。
サンテレビと同様、放送地域が一部テレビ大阪・びわ湖放送などと被る為に、原則としてテレビ東京系番組の同時ネットは行っていない。*1
民間放送局としては珍しく、手話ニュースを月曜日〜金曜日(祝日含む)に帯番組として放送している。*2
土曜・日曜の昼前にアニメ枠を設けており、かつては深夜向け作品の「ダイバージェンス・イヴ」などが放送されていた。
最近は番組購入の形でテレビ東京系以外の旧作も再放送。平日朝には、独立U局では唯一の子供向け帯番組「GOGOポッピン」を放送。
2001年9月、サンテレビと業務提携。2002年からはプロ野球・阪神タイガースの試合を試合終了まで放送するようになる。
サンテレビとは「三都ネット」を結び、関係を更に深い物にしている。
また最近では、tvkやテレ玉、サンテレビなどとの共同制作ドラマを放送している。(「シリーズ恐怖夜話」「陰陽少女」「ヒナの魂」など)現在はtvkと共同制作のCGアニメ「Funny Pets」などを放送している。
そのほか、CS放送「関西テレビ☆京都チャンネル」との番組共同制作・交換も積極的に行なっている。
2005年4月1日から、親局より地上デジタル放送を順次開始。
2006年4月にラテ共通のマスコットキャラクター「カモン・ナス」が登場。キャッチコピーも「カモン!KBS」となっている。
親局の周波数は1143kHzで、文化放送と隣接している。滋賀県内ではKBS滋賀と呼ぶ事もある。
NRN系列局で、近畿ではラジオ大阪と共に基幹局となっている。
80年代には深夜放送「ハイヤングKYOTO」が若者の間で人気を博した。
ラジオのマスコットキャラクターは「ラジタン」である。