1.このままでは人類は壊れてしまう 前回のブログでは大西つねき氏の動画を紹介した。そこで氏は、虚構を虚構として見抜くことの重要性を説き、これからの時代はそうした虚構を手放す時代だと述べている。もちろん、氏も「サピエンス(知性)」の存在価値を認めている。人類は正に「ホモ・サピエンス」であり、「サピエンス」がなければ、これまで滅んでいった他の「ホモ(ヒト属)」と同様、絶滅していただろう。 それは資本主義に似ている。物が不足していた時代には、資本主義による大量生産・大量消費の様式は大きな説得力があり、魅力的であった。あるいはアメリカ追随式の外交政策もそうであろう。米ソ冷戦と高度経済成長が合わさった時…