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MD-90

(一般)
えむでぃーきゅうじゅう

マクドネル・ダグラス MD-90は、マクドネル・ダグラス社(現・ボーイング社)が開発した2発リアエンジンでナローボディ機の小型短距離ジェット旅客機である。
MD-90型は1989年に開発が開始され、1993年に初飛行、1995年に路線就航した。2001年まで生産が続き、総生産機数は117機である。
丁字形の尾翼と機体尾部の2基のエンジンが特徴で、低騒音・低燃費が自慢の低公害エンジンV2500を搭載している。
機内にはオーディオとビデオが装備され、オーバーヘッドストウェッジには収納可能な小型のモニタービデオが搭載されている。
デルタ航空、サウジアラビア航空、日本エアシステム(現・日本航空)、スカンジナビア航空が主要なユーザーであった。
特に、日本エアシステムが1996年に導入した際には、映画監督の黒澤明がデザインした7種類の虹色塗装のもので話題を呼んだ*1
なお、日本航空が保有していた16期は、航空機の種類を減らして整備コストを抑える方針に基づき、米デルタ航空への売却が決まり、2013年3月30日の羽田-広島便の往復をもって就航が終了した。

仕様

全長 46.5m
全幅 32.9m
全高 9.4m
エンジン推力 11339kg×2
標準座席数 166
巡航速度 815km/h
最大離陸重量 71t
航続距離 2,330km

*1:2002年に日本航空との合併により日本航空標準の塗装に変更され、2012年後期には、1機が鶴丸塗装に変更された

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