今日見た映画と感想を。 一本目は『NOPE』 序盤は、不気味さや不穏さが存分に匂わされていて、ぞくぞくした。特にジュピターパークやチューブマンなどの無機物が効果的に怖さを演出していた。 中盤は、緊迫感の方に焦点が当てられていたように感じる。血や無機物の雨のシーンは迫力があったし、窓を突き破る馬の像なども良かった。あと「動かない雲」というだけで恐ろしさがあんなに表現できるのか、と思った。 まあここまではホラーの展開にはよくあるかな、とも思ったが、終盤から展開が一転する。チェーホフの銃とはよく言ったもので、今までの要素のほぼ全てを回収しながら、未確認生物をカメラに収めるために奮闘するという展開に移…