NetCommons とは、国立情報学研究所が開発しているオープンソースの次世代情報共有基盤システムです。公式サイトは、http://www.netcommons.org です。機能的には、XOOPSを参考に開発されているので、コミュニティポータル機能が主になっています。IT関係ではしられていませんが、教育関係で広く採用されています。自治体での導入もはじまり、最近の事例では、屋久島のIT化が有名です。
開発基盤を商用ベースから、XOOPSベースに変更し、それから、機能の引き継ぎは行いつつXOOPSとは全く別のコードで書き換えるという難事業をこなしたすごいプロジェクトです。開発の沿革は、こちらです。
開発者は、数学者で有名な新井紀子先生です。
2008年のユーザカンファレンスのレポートは、ソフトウェアデザイン2008年10月号(P8)に掲載されています。