結末が見たければ昔の原作を新しく買い直してね、という商法。
アニメ『School Days』第12話の放映中止時、ファンは放送休止に阿鼻叫喚の大騒ぎになっていた。一方、海外の画像掲示板でも放映中止が話題になったが、代替映像中の船のキャプチャ画像がアップロードされた際、ある人物が「Nice boat.」と書き込んだ。日本側とは正反対のこのクールすぎる一言が笑いを誘い、School Days関連掲示板や関連動画において「Nice boat」と書き込むことが流行った。
その後、オタクが集うネットの極めて狭い一部ではNice boat.はSchool Days最終話の代名詞的用語となり、現在ではアニメ系スラングの代表格となった。
そしてこのような「Nice boat.」という評価が流行した一方で、第12話の試写会への参加条件として、原作PCゲーム『School Days』『Summer Days』のどちらかを未開封の状態で持参しなければならないとされたことから、その商魂のたくましさを揶揄した「Nice boat商法」という用語が生まれた。
尚、視聴者からの批判が強かったためか、現在(2007/09/26 22:00)では上記の「未開封」という条件は削除されている。
また、有料チャンネルではあるが、AT-Xでは別枠にて放映されることも決定された。
もっとも、その後試写会及びAT-Xによる放映が為されると、その凄まじい残虐描写に、多くの視聴者が放映中止自体については正当性を理解した。AT-X放映版は多少修正が入っているが、なお自主規制に値する内容とされる。