Oracleのデータベースで用いられるSQLを拡張した手続き型言語。 データベース内でのバッチ処理、複雑なデータ処理などを一つにまとめたストアドプロシージャやストアドファンクションなどで使われる。 Oracle Developerなどの開発ツールでも使われている。 「PL/SQL」という名称の由来は、もともと非手続き型言語であるSQLを手続き型言語 (Procedural Language) に拡張したところから。
PL/SQL の読取り一貫性を確認 script 1 (cursorでselect) t2の全行を 1秒おきに1行 fetchすることを、3回ループする [oracle@db01 20220702]$ cat loop_in_cursor.sql set line 200 pages 1000 tab off time on timing on serveroutput on drop table t2 purge; create table t2 (c1 number(10), c2 varchar2(40)); insert into t2 select level, to_char(sy…
エラー発生方法 PL/SQL 実行中に、参照する表を更新することで ORA-1555 を発生させエラーとする ORA-1555 の再現ケース - tomy_125: Note EXCEPTION なし 15:18:15 SQL> set serveroutput on 15:21:15 SQL> declare 15:21:15 2 vC1 number(10); 15:21:15 3 vC2 varchar(500); 15:21:15 4 begin 15:21:15 5 select 15:21:15 6 /*+ LEADING(a b) USE_NL(b) */ 15:21:15 7 …
こんにちは🐱 カスタマーサクセス部の山本です。 以前からある機能なものの、Aurora のアクティビティストリームについて初めて調べたので記事にします。 アクティビティストリームはデータベース操作の監査を行う機能です。 監査ログ機能は他にもあるので、使い分けについて主に調べて記述します。 2019 年の 5 月に Aurora Postgres 向けに出来た機能です。 Amazon Aurora (PostgreSQL 互換) でのデータベースアクティビティストリームのサポートによりリアルタイムのモニタリングが可能に 2020 年の 6 月に、Aurora MySQL にも対応しています。 デ…
TL;DR 前提 DBMS_CRYPTOパッケージ 公式ドキュメント 利用の前提条件 利用例 使い方例(暗号化) 使い方例(復号化) 関数インデックス 暗号化キーの隠匿化 SOURCEを秘匿化しながらストアドファンクションを定義 セキュリティ的な評価 TDEとの比較 TL;DR OracleはDBMS_CRYPTOという暗号化関数がまとまった標準パッケージがある。 引数のデータ型はRAW型(デフォルトで最大2000bytes、設定変更で32757bytes)。CHAR/VARCHAR型との変換はUTL_I18Nパッケージを用いる。 暗号化関数DBMS_CRYPTO.ENCRYPT関数 / 復号…
Data Engineering Study #23 Data orchestration 特集の発表「ワークフローオーケストレーション入門」から、ワークフローオーケストレーションの歴史について記事にまとめました。 概要 近年データエンジニアリングの周辺技術が話題に上がるようになり、ワークフローオーケストレーションが注目を集めています。 workflow orchestration関連語のGoogle Trend 上図はワークフローオーケストレーションの関連ワードのGoogle Trendです。 データオーケストレーションを中心として、ワークフローオーケストレーション関連語の検索数が上昇傾向に…
はじめに まとめ ちょっと試してみる MySQL PostgreSQL SQLite さいごに はじめに こんにちは。株式会社ABEJAの@Takayoshi_maです。InfoQを見ているとこのようなニュースが掲載されていました。 www.infoq.com どうやらMySQLでストアドファンクション・ストアドプロシージャを作成する際に新しくJavaScriptを使うことができるようになるそうです。私は普段BigQueryを触っているのですが、その際UDFにJavaScriptを使うことも多く、そう言った面からもこの機能がMySQLに実装されることは結構便利になるのでは?と思っているところで…
非効率な実行計画が選択されたことで、SQLの性能が悪かった場合、Oracle DatabaseではSQLにヒント句を付与することで、効率的な実行計画を選択させる手段を採ることが多いかと思います。 一方で、パッケージ製品が発行するSQLや、様々な事情によりアプリケーション(が発行するSQL文)の改修が困難な場合、SQLにヒント句を付与する対応ができない場合もあります。 Oracle DatabaseにはSQLの実行計画を管理する、SQL Plan Management(SPM: SQL計画管理)という機能があり、これを使用することでSQLを書き換えることなく、意図した実行計画を選択させることがで…
はじめに こんにちは、NRIでOracle APEXの活用・導入推進を担当している山之内です。 Oracle APEXとは、Oracle Databaseにアドオンすることでデータを活用したWebアプリケーションを開発できるローコードプラットフォームです。Oracle APEXではパワフルなテーブルやグリッド、チャートなど基本的なテンプレートが用意されており、そのテンプレートとそこに表示するデータ(TABLEやSQL)を指定することで、ほとんどコーディングすることなく、簡単にWebアプリケーションを開発することができます。さらに。JavaScriptやPL/SQLを使ってロジックを記述すること…
マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)はOracle12c から登場した機能ですが、古くから Oracle に携わっていた事もあり、19c の現在まで慣れ親しんだ従来のデータベース(非CDB)で構築してきました。 21c、23c の新しいバージョンでは非CDB がサポートされないこともあり、CDBへの対応が必要になります。そこで今回は既存の非CDB を用いて CDB 上の プラガブルデータベース(PDB)を作成する手順を試します。 マルチテナント・コンテナ・データベースとは 作業概要 作業環境 作業手順 非CDB を読み取りモードで起動 非CDB のデータベース情報を xmlファイル…
はじめに こんにちは、ACS事業部の東出です。 このブログはエーピーコミュニケーションズ Advent Calendar 202310日目の投稿です。 今回は普段コードを書かない管理職がChatGPTを使ってメール送信UIを作ってみました。 なぜかというと、私の部署では現在、Autify関連のブログを連載中で、12/11(月)の投稿担当が私になります。 そこでメールテスト機能に関する内容を投稿するからです。 で、12/10(日)がアドカレの日なので、11日の準備がてら、上記のテーマでやってみることにしました。 条件面の説明 私自身のコンディションについて 今は部長職やってまして、コードはほぼ書…
参考文献 Top10の詳細 A01:2021-Broken Access Control(アクセス制御の不備) 説明 一般的な例 予防方法 A02:2021-Cryptographic Failures(暗号化の失敗) 説明 一般的な例 予防方法 A03:2021-Injection(インジェクション) 説明 一般的な例 予防方法 A04:2021-Insecure Design(安全が確認されない不安な設計) 説明 一般的な例 予防方法 A05:2021-Security Misconfiguration(セキュリティの設定ミス) 説明 一般的な例 予防方法 A06:2021-Vulnera…
今回はOracleのAWRについて調査、検証しました。 AWR(Automatic Workload Repository:自動ワークロードリポジトリ)とはOracle 10gから登場した機能で、データベースの統計情報とワークロード(処理の負荷)情報をスナップショットとして定期的(デフォルト60分間隔)に自動で収集、管理する機能です。データベースのCPU使用率やREDOログ生成量、実行SQLなどが収集されます。収集した情報は性能分析やチューニング、障害発生時の原因調査などに使用できます。AWRを使用する場合、Enterprise EditionのOracle Diagnostics Packラ…
gigazine.net ⇧ amazing... 気になるのは、 ホースラディッシュ(英: horseradish、学名: Armoracia rusticana)は、アブラナ科の耐寒性の多年草。和名はセイヨウワサビ(西洋山葵)。 ホースラディッシュ - Wikipedia ⇧「ホースラディッシュ」の和名が「セイヨウワサビ」なんだけど、「わさび」と同様の効果は無いのかね? ソースコードのステップ数を得るのはclocを使うのが良さ気らしい Eclipseとかで開発することが多かったので、 github.com ⇧ を使ってたことがあったのですが、今回は、シェルスクリプトのステップ数を取得したい…
www.itmedia.co.jp Grok-1は、Kubernetes、Rust、JAXに基づくカスタムトレーニングおよび推論スタックを使用してトレーニングされている。Grokはインターネットにアクセスして最新情報にリアルタイムでアクセスできるため、「誤った情報や矛盾した情報が生成される可能性がある」とxAIは説明する。 xAI、“全人類に利益をもたらすAIツール”を目指す「Grok」正式発表 - ITmedia NEWS 将来のモデルはそうした問題を軽減するために、以下の領域の研究を進めるとしている。 AIの支援を利用した人間によるスケーラブルなモデルの監視 推論と安全性の向上のための正式…
サムネイル こんにちは。エキサイト株式会社のあはれんです。 今回は、OracleのRETURNING INTO句について紹介します。 環境情報 データベース:Oracle Database 19c データベースツール:PhpStorm Database Tool はじめに OracleでUpdate文を実行すると、3 row affected と更新された件数が結果として返されます。 SQL > UPDATE test_users SET note = '成年' WHERE age >= 20 3 row affected しかし、これでは件数しか分かりません。実際の更新対象者を知るにはSel…
前回に続き、Oracle Database19cと23cの隠しパラメータを比較した結果の纏め。今回は19cと比較して23cで新規に登場した隠しパラメータのうち、_l~_rから始まる隠しパラメータを記載する。※19cとの比較による新規隠しパラメータの抽出であるため、20c,21cで新規登場したものも23cでの新規として記載する。隠しパラメータ数が多いため、PCでの閲覧推奨。
前回に続き、Oracle Database19cと23cと比較して、23cで新規に登場した隠しパラメータのうち_g~_kで始まる隠しパラメータを記載する。※19cとの比較による新規隠しパラメータの抽出であるため、20c,21cで新規登場したものも23cでの新規として記載する。隠しパラメータ数が多いため、PCでの閲覧推奨。