今の世界では、個人の能力だけではなく、信用が大事です。情報通信技術の発達によって、広範囲にわたる信用の蓄積が重要になっているのです。 個人の信用と能力について、貸借対照表と損益計算書を模した、簡単なイメージを作ってみました。下図がそれです。 右側の箱が「貸方」、左側の箱が「借方」と呼ばれます。CreditとDebitです。右側が原因で左側が結果です。左上が現在の自分の状態を示します。つまり、信用があるからカネを得られて、それが資本(もとで)となり事業を始められます。これらが形を変えて、自分の資産(アセット)、すなわち、自分が現在備えている武器となるのです。 これによって、「今期の信用度や能力は…