前回までの記事で、座標データの取得まで説明してきましたので、ここからは、実際の計算用コードの作成に移ってゆきたいと思います。以下は水分子の構造最適化のコードの例です。 H2Oの構造最適化の参考コード1 最初にpsi4のライブラリーをインポート(import psi4)した後、計算に使用するスレッド数とメモリーを設定します(psi4.set_num_threads(nthread=##), psi4.set_memory('###MB'))。私の場合は低スペックのPCで行っていたので上記のコードに記載のスレッド、メモリーですが、PCのスペックに合わせて適宜設定して頂いたら良いかと思います。 次に…