RC Deportivo de La Coruna
スペインのサッカークラブ
正式名称 : Real Club Deportivo de La Coruña S.A.D. (レアル・クルブ・デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ)
略称・愛称 : Dépor (デポル), Blanquiazules, Turcos, Superdépor
クラブカラー : 青・白
創設 : 1904年
本拠地 : La Coruña / A Coruña, Comunidad Autónoma de Galicia (ラ・コルーニャ / ア・コルーニャ、ガリシア自治州)
スタジアム : Estadio Municipal de Riazor (エスタディオ・ムニシパル・デ・リアソール)
収容人数 : 34,600人
同じガリシア自治州を本拠地するRCセルタ・デ・ビーゴ(Real Club Celta de Vigo)との試合はガリシアダービー (Derbi gallego) として一層の盛り上がりをみせる。
1974-75シーズンには3部まで降格したが、1988年に現在のレンドイロ会長が就任するとさっそく敏腕を発揮しクラブを立て直す。1991年に19シーズンぶりの1部昇格。1994-95シーズンには国王杯を獲得。
1998-99シーズンにハビエル・イルレタが監督に就任すると、彼の見事な采配に率いられたチームは大躍進を始める。国内外の好選手達をバランス良く組み合わせ、手堅い守備から鮮やかなカウンターアタックはラ・リーガで猛威を振るった。リーグ屈指の完成度を誇った4-2-3-1システムは、その後のスペインサッカー、ひいては欧州サッカーの潮流に大きな影響を与えた。
1999-00シーズンには悲願のリーグ初優勝を果たす。その後はUEFAチャンピオンズリーグ常連クラブとなり、成熟した組織サッカーを武器に数々のビッグクラブを粉砕。ヨーロッパ中にスーペル・デポル旋風を巻き起こす。2000-01と2001-02シーズンはベスト8まで進出。2002-03は1次リーグ敗退。2003-04には準々決勝セカンドレグでACミランを4-0と粉砕。見事ベスト4進出を果たす。
他のビッグクラブに比べると明らかに少ない資金力ながら、巧みなマネージメントで常に前評判以上の結果を出し続ける優良クラブ。しかし近年は資金力の限界から補強は極僅かに限られ、財政難のため主力放出を繰り返す。レギュラー選手の高齢化や、メンバー固定によるマンネリズムの問題は深刻で、クラブは過渡期を迎えつつある。
2010-11シーズン、セグンダ・ディビシオンへ20年ぶりの降格が決まる。勝ち点43を獲得したがこれは過去の降格クラブの中で最高の勝ち点だった。
2012-13シーズンにプリメーラ・ディビシオン昇格を果たすも、2013年1月10日、クラブ会長は会見を開き 「破産手続きを開始した」 と発表した。
関連ワード: デポルティーボ、デポルティボ・ラ・コルーニャ