ベルリンの<Dubplates & Mastering>で敏腕スタジオエンジニアとして名を馳せるRashad Beckerのシリーズ二作目。2013年の『Traditional Music Of Notional Species Vol. I』と同じくベルリンの<PAN>からのリリースです。 動物の鳴き声や部族の神秘的な祝祭にも聞こえる様な飛び交う電子音を使って、ある意味"疑似的なワールド・ミュージック"を描写していく試みみたいですが、前作よりも更に複雑かつ難解に展開していきます。 以前彼自身がインタビューで音楽は全てスコアから作り出すと答えてましたが制作過程を想像するだけでゾッとするほどの情…