// 東宝三大怪獣の一角ながら、時代が進むとともに扱いが悪くなっていったラドン。ハリウッド版の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019年)では、ラドン好きの監督と大きくグレードアップされたデザインで捲土重来の活躍が期待されたが、結局のところ情けない役回りを与えられてしまった。とはいえ、ちゃっかり最後まで生き残り、ゴジラに次ぐNo.2の地位を手にしたので賢い生き方なのかもしれないが。 ムービーモンスターシリーズの出来はあまりにも酷かったのだが、モスラとセットで発売された「S.H.MonsterArts」は、まずまずの完成度だ。翼は前方へ閉じるように大きく動かすことができるので、劇中の戦闘…