Simulations Publications, Inc.
アメリカのウォーゲームメーカー名。1969年に創立、1981年に倒産。
1960年代後半唯一のメーカーだった「アバロンヒル」のゲームに満足できない人たちが立ち上げた。アバロンヒルの「少数のゲームを時間をかけてじっくりデザインする」とは正反対の姿勢で、ありとあらゆる時代をテーマにしたゲームを(安っぽい体裁で)洪水の様に作成した。
初期のゲームは評価が低いが、やがて名作と呼ばれる作品を次々と生み出し、一時期は売上げでアバロンヒルを抜き、世界一のメーカーとなった。しかし1970年代後半、あまりに発売点数が多すぎた、等様々な理由から売上げが低迷し、1981年に倒産した。ゲームの権利は、債権者だったTSR社に引き継がれた。
SPIのゲームは倒産後も他社によって何度も出版されている。
企業の採用選考等で使われる、マークセンス方式の能力&性格検査。
厳密には、リクルート社(現在のリクルートマネジメントソリューションズ)が開発*1したもの(SPI/SPI2:Synthetic Personality Inventory)のみを指すが、同業他社のマーク式能力・性格検査*2についても、その類似性や区別のしにくさ、また本家「SPI」の圧倒的な知名度の高さもあってか、一緒くたにこう呼ばれることが多い。
新卒で就職活動をする学生にとっては避けて通れない関門。
SPI2は、コンピテンシーのもとになる基本的な資質を、「能力」と「性格」の2領域から測定しています。
この2つは、人間の行動のベースとなる比較的変化しにくい領域であり、 未経験の職務への適応のしやすさや将来の成功度を予測することが必要な人事場面で広く有効に活用できます。
(http://www.hrr.co.jp/assessment/service12/index.html)
大卒総合職、中途採用、事務職など、目的に応じて8種類のシリーズがある。
性格検査がなく、能力検査のみの場合は「GAT」と称する。