主に企業戦略立案で使われる定性的な分析のフレームワークで、組織の内部要因である強み(Strength)、弱み(Weakness)、組織の外部環境要因である機会(Opportunity)、脅威(Threat)の4つの面から評価する手法。
内部要因では企業が持っているヒト、モノ、カネ、情報などのリソースについて分析する。
外部環境には経済状況、技術革新、規制といったマクロ要因と、競合他社、顧客、ビジネスチャンスといったミクロ要因について分析を行う。
企業によって、同じ企業内でも個人の価値観によって、弱みと強みがばらばら、ゴチャゴチャになったりすることもあるが、単に弱みを出したり、現状を悲観的に考えるのではなく、企業のひとつの活動として議論し、コンセンサスを得ることに意味があり、その上で、弱みを強みに、脅威を機会に捉えなおし、ビジネスチャンスを考えることが重要である。