ザビヌル遺伝子 2022年の最初に紹介するのは、 スコット・キンゼイの新作。 それもシンガーソング・ライターのメル・サルとの共演作ということで、 果たして、どんなテイストのザビヌルミュージックが聴けるか、 年初めからワクワクして聴いた。 私同様、ジョー・ザビヌルを愛してやまないというか、 フリークな人の代表格といえば、 このスコット・キンゼイ。 日本では、東京ザビヌルバッハの坪口昌恭。 スコット・キンゼイらしからぬ、歌物のアルバムなど予想していなかったが、 比較的、食し易く軽い感じのザビヌルテイストを上手く盛り込みながら、 メル・サルの気を衒わないストレートなボーカルが小気味良い。 冒頭の曲で…