サイドマンとしてのピーターソンの凄み それにしても地味なジャケット。 なんちゅう安易なデザイン! それに反して、演奏はとてもエキサイティングで、思わず聴き惚れてしまう。 スティットが、アルト、テナーを使い分け、 本気度の高いブローが、絶好調なのは言うまでもないが、 私の関心は、サイドマンの時にこそ、ピアニストとしての真価がよくわかる、 ピーターソンのピアノにある。 何度聴いても、惚れ惚れしてしまう。 イントロの繰出し方、伴奏時のコンピング、合いの手、 コンパクトに詰まった粋なわかりやすいソロ、そして華麗なエンディング。 ピアノと言う楽器の持つ、オールマイティさ、魅力を十分に知り尽くし、 発揮さ…