母と死別し冷え切った父子家庭となったメインヒロインの家族を再生する話。 佐藤ひなの導きで伊座並(父)の心を癒し、娘に母が残したビデオメッセージの存在を知らしめる。 父が遺言ビデオをひた隠しにしていたのは、母の記憶を忘れると示唆されていたからであった。 娘は自分が支えとなることで父と最後までビデオを見ることに成功し壁を乗り越える。 ソファーで娘が父に寄り添う場面は鍵っ子にとっては涙が止まらない家族ゲー描写!! サマポケでは描かれなかった崩壊した父子家庭における父娘関係の再生をここで達成したのだ。 (※サマポケは冷え切った関係に耐えきれなかった娘が父の若き日に過去跳躍する話だが和解は無い) 今回…
グランドエンド後、神山識の思念体が突如介入し鷹原家のハッピーエンドが挿入される。 「チャーハン」により形成された円環の理が人々の絆を「おむすび」したというオチである。 自己の存在を賭けてバッドエンドを回避しようとした羽未の犠牲は報われたのであった。 しかしながら唐突な介入と取って付けたかのようなハッピーエンドは物議を醸し出すかも。 個人的には(どすこいと言われそうですが)正史での親子和解をきちんと描いて欲しかった…… 1.【差異点】親子三人ハッピーエンドを迎えた世界線を挿入したことに関して (1)無印版の「チャーハンの作り方教えてエンド」の方が味わい深いかもしれない サマポケの無印版とファンデ…
水泳部で挫折した主人公が島での夏休みを通して卓球に生き甲斐を見出す話。 余興で始めた卓球であったが島民たちとのバトルを通して情熱を取り戻していく。 シングルスで倒した相手をダブルストーナメントの候補にすることができる。 スポーツを通した心の交流は主人公を立ち直らせ新しい目的を与えるのだ! 夏休み終了後、島から帰った主人公は卓球部の門を叩き、努力を重ねる。 そしてインターハイ決勝で島民出身の実力者;徳田と戦うのである。 人生に挫折は付き物であるが、そこから立ち直るためにはどうすれば良いか!? 新しい目標に人生の意義を見出すパターン 挫折系主人公はノベルゲームの題材としてよく使われますが、個人的に…
主人公としろはの娘でグランドエンドのメインヒロインでもあるうみの個別ルート。 ネグレクトされていたうみが過去跳躍して若き日の父親から父性愛を獲得する。 親から叱られる子ども達を見て羨ましさと寂しさを感じるうみを主人公が叱る。 好きの反対は嫌いではなく無関心。これまでうみは叱られたことすら無かったのだ。 家族からの愛情を感じたうみは主人公を父親として慕い、主人公のトラウマを癒す。 覚醒した主人公は島民の支援を経て競泳の特訓を開始し自己ベストを更新。 最後は島民全体に見送られて大都会岡山に帰っていくのであった! 一方、現代の時間軸でうみと父親が和解するエピソードが無かったので残念。 加藤うみのキャ…