本日の疑問 赤茄子です。 「手が疲れちゃって、もう歩けません」 杖歩行で、こんな発言される患者をたまに見ます。 本来歩行というものは、下肢で身体を支持しながら移動するものであり、手で歩くものではありません。 上肢はあくまで補助と考え、主要に頼るべきではないと考えます(身体機能によってはこの考え限りではありませんが…) にも関わらず、上肢の負担が高い歩行練習を続けてしまい、下肢は廃用・上肢は疲労でリハビリ進まない… 使っているその杖、本当に適切でしょうか? T字杖へ荷重量と上腕三頭筋負担 「手が疲れます」のほとんどは上腕三頭筋と考えられます。 なぜなら、T字杖に頼った歩行を行っている方は杖への荷…