いい加減に困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 自分が育った環境から離れて生活をしてみると、異なる文化、習慣に不満を抱いてしまうことも多々ある。もともと、ちょっと神経質な僕は、ふだん簡単にできていたことが、よく分からない理由でできなかったりするときに、イライラとして文句を言ってしまう度量の狭さがある。しかし、考えてみれば、異文化じゃなくても、なんだかおかしいと思うことには、子供の頃から、理屈をこねて批判してきた。まあ、屁理屈と言われて僕の理屈は黙殺されてばかりだったけれど、三つ子の魂なんとやらで、いまでも屁理屈ばかりこねている。 アメリカでも屁理屈をこねまわしていた。TDバンクで口座を…