テキサスのサイケデリックロックバンド、13th Floor Elevatorsのセカンドアルバムで、1967年にリリースされた最も重要なアルバム。個人的には、ツアーを止めてスタジオに閉じこもり幼年期へ後退し始めたグループが生み出した「Sgt. Pepper's」よりもこの「Easter Everywhere」のほうが遥かに時代を超えた存在のように感じる。 13th Floor Elevatorsはもちろんファーストも素晴らしく、サイケデリックサウンドを定義したアルバムだが、このセカンドはさらにそのはるか先へと飛躍を遂げている。他の同時期のアルバムとは次元が異なると言ってもいいかもしれない。 7…