2016年に急性骨髄性白血病と診断された今象久傘さんの書いた本です。 悲壮感が無くて全体的に明るい雰囲気で楽しく読めます。 闘病日記なのに「楽しく」と書くのもどうかと思うのですが、軽快な文章なのでツライであろう部分も明るく読めてしまいます。 血液検査項目の「白血球」「赤血球」「血色素量」「血小板」「CPR」のご自身の数値と正常値が検査ごとに記載されているのでリアルです。 治療によって数値が増えたり減ったりするのが医療の力を感じます。 白血病と診断されてからすぐに会社を辞めてしまっていますが、これはもったいない様な気がしました。 もし社会保険だったら傷病手当もありますし、国民年金だったとしても会…