雨の法隆寺回廊とその陰影 雨はしばらく降った後、さっと上がってしまった。写真はその時に一瞬できた南側の回廊前の陰影。濡れているのは、スロープの役割を果たしている何枚もの木板であった。その反射と陰影が美しかった。今日は二十四節気の処暑(しょしょ)にあたる。処暑とは、厳しい暑さの峠を越した頃のことを指す。 朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてくる 暑さが和らぐ季節である。このところ蝉の鳴き声が消えつつある。夏の終わりと秋の到来を感じる季節でもある。 撮影機材:LeicaMMonochrom(Typ246)+Carl Zeiss Jena Tessar 50mm f/2.8(旧RFコンタ…