カナダ出身。ロニー・ホーキンスのバックバンドから、ボブ・ディランのバックバンドに。
都会を離れ精神的+音楽的リハビリを行っていたディランとの伝説的セッション「地下室(the Basement Tapes)」を行う。これは当時(1960年代末)、様々なミュージシャンに参照+引用される作品集だ。
そして、彼ら自身のザ・バンドへと発展。
ギター:ロビー・ロバートソン、
ピアノ:リチャード・マニュエル、
ドラム:レヴォン・ヘルム、
ベース:リック・ダンコ、
オルガン:ガース・ハドソン
ツインキーボード体制が特徴。解散コンサートは「ラスト・ワルツ」ととしてマーティン・スコセッシ監督の手で映画化された。フォーク・ロックというジャンルを代表するバンドと思われがちであるが、リズムセクションは極めてR&B色が強く黒い。最近(2000年以降)では、ガース・ハドソンとリオン・ヘルムがノラ・ジョーンズのバックで演奏していたりする。