Donutsのスマートフォン向けゲームアプリ。略称はナナシス。 iOSで2014年2月19日より、Androidで2014年11月13日より配信されている。 アイドル戦国時代と呼ばれる現代とは対照的に、アイドルがいなくなった時代<西暦2034年>を舞台にしたアイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム。
Tokyo 7th Sisters LIVE DIVE TO YOUR SKY!!、お疲れ様でした。 僕自身、6+7+8thぶりのナナシスライブで、今回も例に漏れず本当に楽しいライブで「やっぱりナナシスって最高だな...」と思えたライブでした。 僕が今回のライブで最も印象に残っている曲があります。 リボン 今回のライブは6+7+8thでいうところのDay1,2のように777☆SISTERSが欠けた状態のライブでの披露でした。EPISODE 6.0もありAcross the Rainbow同様に超特別視されている1曲だと思います。 そういうこともあって自分同様やらないと思ってた人も多いのではない…
2024年5月7日、EPISODE2053の新エピソードが公開された。Stella MiNEにフォーカスした物語(『星に手が届くなら』)で、アイドル候補生として活動する星影アイと月代ユウの一挙手一投足が描かれている。 この話の感想は追って記すとして、今回触れたいのは「EPISODE.KARAKURI」である。2017年に公開されたエピソードで、その名の通りKARAKURI――空栗ヒトハと空栗フタバの過去、そして現在に迫った物語だ。 公開から7年がたった今、なぜEPISODE.KARAKURIに注目するのか。それは、この話がEPISODE2053を読み進める上での補助線になり得ると考えているから…
とある映画の撮影で訪れた孤島での夜。満天の星空の下で、奈々星アイは「Asterline」らしさについて模索していることを支配人に告げる。アイドルでいるために無理をするのは違う。自然と誰かの背中を押せる、そういうのが私たちらしいのではないか――と。 これは『EPISODE.2053 SEASON2-003「バックステージ」』第4話での一幕だ。ある「若手映画監督」から映画出演のオファーを受けたアイは、一ノ瀬マイと朝凪シオネ、支配人とともに孤島へと向かう。島では多くのトラブルに見舞われ、思うように撮影が進まない。冒頭のやりとりは、そんな状況の中でこれまでの活動を顧みたアイと支配人によって交わされたも…
※この記事は2024年2月19日に他媒体でアップしたものです。 10年前の今日、「Tokyo 7th シスターズ」(ナナシス)は産声を上げました。10年という月日は短いようで長く、一瞬のうちに過ぎ去ったように感じるものの、その間に多くのファン(支配人)を獲得し、スマホゲームそしてアイドル作品としての進化を遂げ、存在感を高めてきました。その濃密な歴史は、1000を超えるエピソード(サブエピソード、イベントエピソード含む)、150を超える楽曲、20回近く開催してきたライブイベントが証明しているように思います。 この10年間、ナナシスは常に私の身近なところにありました。もちろん、24時間365日、ず…
Tokyo 7th シスターズ 2053 2nd Live “Brightestar” が12月16日、17日の2日間、江戸川区総合文化センター大ホール(東京都)で開催されました。今年3月に開かれた1stライブから早9カ月。今回は2053組では初となる声出しOKのライブでした。歓声やコール&レスポンスが解禁されたことで、終始会場内のテンションは常に最高潮に達していたように感じます。 Asterline □SERENDIPITY□ミライノート□Starlight☆Asterism!!!(1日目)□Time Machine(2日目)□TSUBOMI et cetera□magic hour(2日目…
2015年5月31日。私は東京・お台場にあるZepp Tokyoに向かっていた。ナナシスの記念すべき1stライブ「H-A-J-I-M-A-L-I-V-E-!!」(ハジマライブ)に参加するためだ。季節を先取りした暑さのなか、物販で5時間並んだことは今となっては良い思い出だし、何より、これまでスマホを介して接していたナナシスの世界に直に触れた感動は、今でも脳裏に焼き付いている。今もこうしてナナシスに魅力を感じているのも、ハジマライブの光景が印象に強く残っているからだろう。 ……なんてことを考えながら、昨日の私は東京都府中市にある府中の森芸術劇場に赴いていた。2023年3月4日。あの日から8年の時が…
EPISODE.2053 SEASON1-006「スター・ライト」にはアイドルどうしの"バチバチ感"が終始漂っている。「Asterline」の七々星アイ・一ノ瀬マイ・朝凪シオネ、「LuSyDolls」「RiPoP」の恋渕カレン・一ノ瀬ミオリの間には、「切磋琢磨」という爽快感あふれる言葉では説明しきれない、異様な関係性がみられる。 それは777☆SISTERSにとっての4UやKARAKURIのような「ライバル」ではなく、AXiSのような「エネミー」でもない。お互いに研鑽を深めるわけでも、私怨をもって完膚なきまでに叩き潰そうとするわけでもない。「商売敵」という言葉がふさわしいだろうか。もしくは「コ…
前回の記事では『EPISODE 2053 Roots.』の背景にある「競争社会」の功罪を整理し、消耗や疲弊を乗り越えるための戦略として、利得から切り離された「つながり」の重要性を述べた。 yojouhan0526.hatenablog.com 「Roots.」はメンバー入りを賭けた候補生どうしの熾烈な競争、エンタメ業界でより多くの収益を得るための「商品」としての競争――の2種類の競争にさらされている。このミクロ、マクロレベルの競争は候補生のスキルアップに寄与する一方、精神的な疲弊や対人関係の悪化といった負の効果ももたらした。 競争によって消耗した心身を癒し、活力を高めるうえで重要なのが利害や損…
Roots.は、その出自からして「競争するアイドル」というイメージが強い。ここで言う競争とは、Roots.のメンバーを賭けたオーディション候補生の競争、隆盛を極めるエンタメビジネスを勝ち抜くという市場競争――の大きく二つを指す。 つまるところ、『EPISODE 2053 Roots. SEASON 1-001』(『 There's no place like "home"』)、『002』(『The beginning of a beautiful friendship for now』)では個人と社会、すなわちミクロとマクロの双方から見た「競争」が横串として貫かれていると言えるだろう。 まず前…
相変わらず、現実の"重さ"を感じる――。『EPISODE2053 Season1』を通して観ての印象である。 ここで言う「現実」とはつまるところ「大人の世界」のことで、お金を稼ぐことの優先順位が高く、収益の獲得と拡大を念頭に置いた行動が志向される。直接的な利益に結びつかない仕事には難色を示し、トップを目指す上では他人を蹴落とすことをいとわない……。すべて経済的な価値基準で判断される、そんな世界だ。 『PROLOGUE~アイ・ユウ~』第2話は早速「大人の世界」の雰囲気をぷんぷんに漂わせていた。 かつてTokyo-7thで一時代を築いたアイドル事務所「ナナスタW」。だがその栄誉は過去のもので、今で…