梅宮大社(うめのみやたいしゃ)は、橘諸兄の母、橘三千代が酒解神、酒解子神(大山祇、木花咲耶姫)を祭り酒造安全と子孫繁栄を祈願した神社。檀林皇后(嵯峨天皇の后)が井手町から現在地に遷座。皇后は当社に祈願し初めて皇子をもうけたといい、以来子授けの神として信仰され、境内にまたげ石や産砂をうける風習がある。カキツバタの名所。5月3日の「神幸祭」は、朝は子どもみこし16基、午後は神社のみこしが氏子町を練りあるく。 神苑の見学は有料。また、境内には関係者の保護を受けた猫が多数おり、親しみを込め〈猫神社〉としても知られる。