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V:tES

(ゲーム)
ぶいてす

WhiteWolf社のTCG、"Vampire: the Eternal Struggle"の略。
同社のTRPG "V:tM"のメタプロットやシグネーチャキャラを利用しており、TRPGファンからも評価が高い。

簡単な説明

このゲームはTRPGのWoDシリーズのV:tMを背景に扱っています。そのため、V:tMを知っているほうが、カードの効果やでてくるミニオンの名前などを見て楽しめるとは思います。

もちろん背景に関する知識が無くても楽しめますが、興味がある方はWhiteWolf(WoD シリーズを扱っている会社)のサイトやアトリエサード(日本語翻訳を行っているメーカー)のサイト、また日本語で世界観について語っている「月夜の森」(個人サイト)などを見るのも面白いかもしれません。

Powerbase: Saitama ルールブック(PDF) ゲームの概要 簡単な説明 より

背景

このゲームでは、プレイヤーはメトセラという古代の非常に強力なVampire となり、直接的・間接的に同様に長年生きているVampireの影響力を削り、自らの優位性を保つための戦いを繰り返します。その戦いは永遠の闘争−EternalStruggle−またはジハド−Jyhad−と呼ばれています。メトセラは自分が貸した恩義や相手の弱みなどで他のVampire(相手は支配されている事を知らないかもしれません…)やさまざまな勢力−普通の会社であったり、魔術師であったり、狼男であったり… −を操り、敵の勢力を削るべく陰謀を張り巡らしています…

Powerbase: Saitama ルールブック(PDF) ゲームの概要 背景 より

ゲームの目的

このゲームは、通常3名以上6名未満でプレイされます。プレイヤーは自らの2つのデック(Crypt とLibrary)を駆使して、自分の左側にいる獲物(プレイ)の勢力を削ります。また、自分の右側にいる捕食者(プレデター)から攻撃され、勢力を削られます。そうして、獲物の勢力を削りきった場合、削りきられたプレイヤーはゲームから除外されるため、席の間が詰まり、今度は獲物の獲物であった対象が次の獲物になります。そのため、プレイヤーが2名しかいない状態では、お互いがお互いの獲物であり、捕食者であるわけです…

ゲームでは、自分の獲物をゲームから除外することで、勝利点1とボーナスとして6プール得られます。最終的に勝利点が多い人が勝利者となります。また、最後まで残った人も勝利点を1得られます。また、例外として、自らゲームを抜けるというオプションがあり、その場合は勝利点は抜けたプレイヤーに入り、その捕食者には入らないことになります…。

Powerbase: Saitama ルールブック(PDF) ゲームの概要 ゲームの目的 より

歴史

もともとのゲームデザインはWotC社で、"JYHAD"という名称で販売されていたが、WW社に版権が移ってから"V:tES"となった。
現在までに3つの基本セットと8つの拡張セットが出ている。それらの詳しい解説はPowerbase: Saitamaの拡張セット解説に詳しい。

関連リンク

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