VMS

(コンピュータ)
ぶいえむえす

VMSは,DEC (Digital Equipment Corporation)が1978年に発表したVAXシリーズコンピュータ用に開発した独自OS.当初はVAX/VMSと呼ばれていたが,後にOpenVMSと改称している.Virtual Memory Systemの頭文字が由来とされる*1.VAXの仮想記憶機構,4層リングによるアクセス管理,バージョン番号をファイル名に追加するファイルシステム,アプリケーションごとのライセンス管理機構,疎結合クラスタによる分散処理(VAXcluster,後のVMScluster)などの独自機能を実装し,1980年代にVAXがスーパーミニコンとしての地位を確立する礎となった.その後DECのAlpha AXPアーキテクチャへの移行に伴い,VMSもVAX以外のアーキテクチャに移植されて現在に至る.後のWindows NTや,BSD UNIX等に大きな影響を与えた.

VMSは実社会では,耐故障性を活かして商用データベースのトランザクション処理から,軍事作戦支援システムまで,幅広い分野に使われている.DECを買収したHewlett-Packardやユーザーコミュニティによるサポートも活発に行われている.

http://www.openvms.org/
http://h71000.www7.hp.com/

*1:Very Mukatsuku System の略だ、と主張する人もいる。

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