illustration:あすぱら ふと見上げた晴天、炭酸の泡が昇っていくガラス瓶、机の引出しに仕舞われた絵の具、陽が落ちた直後の海の濃さ 幽夏レイ、彼女にとって記念すべき1st EPは様々な形の青春を届ける1枚になっている。思春期のそこはかとない不安を空へと飛ばす軽やかな「ファジーブルーの僕らは」/今をパワー全開で駆け抜けるロックサウンド「プレイバック・ハイライト」/子供から大人へと変わるモラトリアム期の不安定さが表れた「8月のモラトリアム」の既存曲3曲に加え、 ゆっくりとほこりをかぶっていく思い出たちが過去をつなぐ「グレイ・キャンバス」/また前へ進めるよう自転車を漕ぐ軽快な「ビニール」の2…