ランナーである著者が体当たりで書き綴る日本とランニングのルポルタージュ。 示唆に富んだ内容で3日で読み切っちゃいました。 (最近読書ずいているので読むペースが上がってます) 街のランニングクラブから立命館大学陸上部に日清食品グループ陸上部、箱根駅伝、 果ては比叡山千日回峰行に至るまで幅広く綿密な取材を通して 日本人が気づかない日本長距離界の長所と課題に迫る考察は必読の価値があります。 著者はサブエガを狙う情熱的なアマチュアランナーで、ケニアでも体当たり取材を敢行。 また、日清食品に所属していたレオナルド君、ブルーミングを主宰する高尾憲司氏、そしてプロランナーに転向する前の川内優輝氏への取材を通…