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Antivir

(コンピュータ)
あんちうぃる

ドイツのセキュリティベンダーAvira GmbHから提供されているアンチウイルス製品シリーズ。

AnitVir PersonalEdition Classic

個人使用に限り無償で利用できるクライアント用アンチウイルス。Antivirと言えばこれを指すことが多い。現在の最新バージョンはVer.7。高い検出力*1と頻繁なアップデート*2、動作の軽さなどで定評がある。
しかし、日本語化ができないことや、前バージョンのVer.6で2バイト文字を含むフォルダやファイルに対応していない*3不具合があったことなどから、日本のユーザーはAntivirの実力に対しては少ないらしい。英語版とドイツ語版があるが、中学生程度の英語がわかれば問題ない。
Windows版、Linux版、FreeBSD版、Solaris版が提供されている。http://www.free-av.com/(本家)やhttp://cowscorpion.com/Antivirus/antivir.html(日本ミラー)などからダウンロード可能。無料版ではスパイウェア検出機能はないため、Spybotやewido anti-malwareなど他のスパイウェア対策製品を薦める。

AnitVir PersonalEdition Premium

個人向けの有償アンチウイルス製品。無料版に加えメール(POP3)スキャン、スパイウェア検出機能が搭載され、混雑しやすい無料版アップデートサーバとは異なる、有料版ユーザ専用のアップデートサーバを利用できるらしい。1ライセンスにつき20ユーロ。日本向けの販売は行われていないらしい。

Antivir for Workstation

企業デスクトップ向けと思われる。有料。AVIRA社のあるドイツでは最大のシェア、ヨーロッパ圏でも高いシェアを誇っている。Windows版のAntiVir Windows Workstation、Linux版、FreeBSD版、Solaris版のAntiVir UNIX Workstationがある。

その他

他にも様々な用途向けの製品が提供されている。Avira:Productsを参照。

*1:http://www.av-comparatives.org/index.html?http://www.av-comparatives.org/seiten/comparatives.htmlのOnline Resultsの中のAntivir PEを参照。市販ソフトと変わりないレベルとも言われる。

*2:日曜を除けばほぼ毎日行われる。一日に何回もあることもしばしば。アップデート頻度の方も市販の製品と大差ないと言える。更新履歴はhttp://www.avira.com/en/threats/section/vdfhistory/index.htmlより参照可能。ただし時刻がドイツの時間で表示されているので読み替えること

*3:Ver.7で完全対応した。

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