DISCHORD

Abject Object2008、9年くらい？(わからん)から活動しているフランス、パリのバンド。 09年にデモ出して、11年からスプリットEPをAghastってバンドと出したりしてます。 13年1stLP「Romance」もありますな。 今は活動してんのかな？(諸々調査中)「Romance」聴いた時はなんかマスロックなバンド？かと思いきや、パンク度高めなポストハードコアサウンドです。初期のデモ時はハードコア、パンクな部分がもっと大きめです。 録音と絶妙なハードコア感が好みです。 デモ時からけっこう雰囲気変わったかな。 ポストパンクやDischord等なバンドからの影響があるのかな。 楽曲も…

思わぬ落ち度があったと聞いて、爺二人が夜の学園都市に駆け付けた。幸いにも大事には至らず「今年の桜は散るのが早かったスねぇ」「そうさなあ」気の抜けた感じで歩いて行く。 pitchblende『Au Jus』94年初頭にジョン・マッケンタイアとケイシー・ライスによって録音された（at idful studio）作品*1 について サンクス欄に“to all our friends especially jawbox for their punkrockedness”と記載あり、手の甲に×を記した*2ふざけた男の写真付き。ワシントンD.C.出身者がシカゴで作った音をニューヨークのマタドール・レコード…

slak 東京で活動するインディーズバンドでたまたま好きなバンドやらジャンルやらで検索かけてたらヒットしたのですが、これがかなりツボでした・・・ 2017/01/29 at morgana by slak まだ音源も少ないんですが、1曲目から僕の一番好きな90sポストハードコア全開・・・リフぶん回してく感じが個人的にBluetipとFaraquetの中間と言った感じでDischordファンにはたまらないでしょう。 で2曲目は不穏で冷たい空気感はまさにあの頃のハードコア以降のバンドの持つ冷たさなんですよね、しかもこの不穏さはスロウコアちょっと入ったLowercaseとかあの辺のSlint以降と呼…

Life... But How to Live It?1988年～1994年に活動したノルウェー、オスロのバンド。2002年、2008年に一回だけ再結成、演奏してますな。Danger！ManとCastroのメンバーが在籍。 89年「Life, But How To Live It?」、90年「Day By Day」、92年「Ugly」LP3枚とEP2枚残してます。 少し前にBoss Tuneageが再発してくれましたな。 全部必聴だあ。当時はノルウェーにこんなバンドがいたのか！と衝撃を受けたに違いないサウンド。 ハードコア変遷期なアプローチを軸に様々な要素が入った素晴らしさ。 弾きまくりかつキ…

Rodan及びJune of 44、ケンタッキー州ルイヴィル出身のバンドです。一つの曲の中でスロウコアとハードコアを行き来するSlint直系のポストロックにしてJune of 44ではダブにも接近、解散後様々なバンドへと派生。Slintと並びまだポストロックという名もついていなかった頃、その原型とも言える音楽をやってました。後のTortoiseやGaster Del Sol等、シカゴ音響派も元を辿るとこのルイヴィルのシーンで繋がってきます。 そしてジャズやエレクトロニカの要素も強いシカゴ音響派と比べると、Rodanに関しては根本に「ハードコア」「オルタナ」というものが根付いたまま発展していきま…

Cloud Nothingsが新譜を出してこれがめちゃくちゃ突き刺さってきたのでやべ～って言いながらその感情について書こうとしてたんですが、なんか途中からデジャブを感じ・・・ 昨年のアルバムのときほぼほぼ同じことを言ってました。ストレートなギターロック的作品が本当にシーンから衰退してしまったのを実感してたタイミングでこれ聞いて、感動が何倍にもなってしまった・・・的なやつです。で前作の記事書いた頃はある程度新しい音楽も聴いてたし、ちゃんと流行もチェック（？）してたはずで本心からだったんですが、最近はもっぱら旧譜掘ってばっかだったから説得力ないなと（笑） 別にちゃんとチェックしてればいくらでもあっ…

あけましておめでとうございます。 旧年中は格別のご厚情を賜りありがとうございます。本年もご指導ご鞭撻のほど謹んでお願い申し上げます。 さて、昨年はご時世として今までにない一年となりました。私自身初めてのことを経験し、皆様も同じなのではないかと考えております。 そのため私自身いろいろと考えた結果、様々な事情、主には昨今の新型コロナウイルスの感染拡大を考えまして 「豊饒の村」 「忘れられない夏・秋・未来・人・冬（忘れられないシリーズと呼ばれるもの）」 「LOVE DISCHORD」 「Eye in the heart」 「WINDOM」 「神様万歳」 「真夏の幻」 「Ecoc-Making」 「そ…

Make-Up1995年～2000年、2012年～2013年、2017年、2019年から現在まで活動しているワシントンD.C.のバンド。 再結成ばっかりしてますな。Dischord Recordsの名バンドNation of UlyssesでボーカルしていたIan Svenoniusが在籍。 攻撃的なサウンドのNation of Ulyssesも激かっこよかったけど、Make-Upはこれまた異なったかっこよさ。 Dischordって雰囲気はもちろん、ソウル、ゴスペル、ロックンロール等な音楽も感じるサウンドです。Dischordのカタログでも珍しいタイプのバンドかなあ。 かっこいい。 色んな方面…

Lync1992年～1994年に活動したオリンピアのバンド。 94年の唯一のアルバム「These Are Not Fall Colors」をK Recordsから出してます。 インディーロックなバンドが数多いK Recordsですが、このバンドは珍しく激しいポストハードコアやエモな音楽性です。Unwoundに近いかなあ。 ちょっと後くらいまで、KはSatisfactとか「Dischordから出さないの？間違えた？」みたいなバンドがたまにいましたな。Lyncはいち早くエモやポストハードコアを発展させて、短命なバンドでしたが、偉大です。 まだ発展途上な音楽でこういう手探りなバンドって、楽曲展開とか…

Trenchmouth1988年～1996年に活動したイリノイ州シカゴのバンド。 The Eternalsのメンバーがいました。 4枚アルバム出してます。ポストハードコアな音楽性ですが、独特なサウンド。 Fugaziを筆頭にDischordのバンドと繋がる雰囲気。 後の方はThe Eternalsに通じるダブやファンク要素が大きくなってますな。初期シングル「snakebite」はFugazi「13songs」に入ってそうな名曲ですな。中期以降のDCなバンドが好きならお気に召すはず。 過小評価されてる気がしますが、素晴らしいバンドです。 再発してくれえ！ Trenchmouth- snakebi…

The Sorts1994年～2003年くらい？まで活動したワシントンDCのバンド。 Hoover、Rain Like the Sound of Trains、Sevens、HiMとかのメンバーがいました。 以前していたバンドの激しいアプローチから落ち着いて、ジャズやダブ的等ルーツ音楽な要素が見えてます。 Dischordからは出してないけど、いそうな感じ。緊張感がある演奏でこれまたかっこいいですな。 音数少なめに張り詰めた楽曲。 アルバム数枚出してますが、今は手に入りにくいかなあ。 見つけたら、即ゲット推奨。 The Sorts - Great Caesar https://m.youtub…

Hoover1992年～1994年、1997年、 2004年と活動したワシントンDCのバンド。 1stアルバム94年作「The Lurid Traversal of Route 7」(大名盤)をDischordから出してます。 後のCrownhate Ruin、June of 44、The Sorts、ABILENE、Regulator Watts等のメンバーがいた偉大なバンド。 Four hundred Years、Engine Down等Lovitt Records、 ebullition系カオティックハードコアなバンドへと流れるサウンドです。ダブな要素があるベースがすんごく緊張感を出して…